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「子ども食堂」に必要なのは支援ではなく「覚悟」】

良く分からない実態 ボランティアの安否確認が頼り
 
 あくまで統計上では前項のようになっている。子どもの貧困層がすべて「食事」に困っているかも判然としない。
 余談だが、数年前に「夜回りの回」に参加したことがある。完全ボランティアで、週に一度ではあるがおむすびとみそ汁を持って、住居を持たない人のところに出向き安否確認を兼ねた食事支援を行っている。
 回ではおよその人数は把握していたが、これも増えたり減ったりで実数など確定できるものではない。
 子どもの貧困層にもこれに似た状況で、現実と実態は良く分からない。




生きるため、しのぐため
 
 「居場所」は、さらにデリケートな問題になる。仮に貧困層の子どもらが集まる「居場所」が確保できたとしよう。
 「不良」の定義は時代とともに変化しているが、まあそのくくりと思ってもらって良い。ただ、根っからの悪人ではない。これもコミュニケーションを取っていけば分かること。
 あえて触れるが、食べ物やお金がなくて盗みや略奪めいたことをする者、それをまとめてみんなで分け合う者、うまい話に乗って騙される者、タバコも酒もやる。一方で無駄な争いはしない。生きるため、しのぐためというのが根本にある。罪だけ切り取って断罪はできない。
 このあたりで分かっていただけるだろうが、食べ物だけ提供してもどうにもならない。
 さらに言えば、イベント的でにぎやかに行われている「こども食堂」に、本当に困った青少年らは行かない。「絶対と言って良いくらい。
 
 
 
 
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